行動の科学(心理学)B

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
106601   教養 後期 1・2・3・4 2 吉川 加代

授業の主題(テーマ)
『他者と共に生き、自己も他者も大切にするということは?』

授業の目標(講義概要)
前期で学んだ"心理学の基礎"をベースとして、人間理解を深め、心理援助の為の諸理論と実践を考える。時にロールプレーや、学生諸氏からの質問、疑問も取り上げ、共に考えて行く。 特に、講師の日々の臨床体験の中で出逢った多くの人々が教えて呉れるものについて、事例を紹介しつつ、共に考えて行きたい。

授業計画
後期の此の授業では、”人を心理学的、精神医学的に援助する実際”に必要な諸基礎理論を学習する。真摯に生きつつも傷つき悩める人々をどのように理解し援助して行くかの学習と共に、学生諸氏の自己への気づきも期待したい。
   * 前期で学んだ事などを、考える。
   *--- 臨床への基礎理論を学ぶ ---
   *    精神分析理論(フロイド)
   *    精神分析 その他
   *    行動理論 行動分析 行動療法
   *    ロジャース理論(来談者中心カウンセリング)
   *    分析心理学(ユング)
   *    分析心理学 (夢分析 箱庭療法 遊戯療法 絵画療法 その他)
   *    家族療法の視点から
   *    その他の諸療法(森田療法 内観療法 集団療法 その他)

   *--- 人を理解するための心理検査 ---
        知能テスト
   *    人格テスト 1
   *    人格テスト 2
   * まとめ

評価方法
平常点および定期試験により評価する。

テキスト
毎授業でレジュメを配付。 適時参考書を紹介する。

備考
授業への積極的参加と問題提起を望む。